OSS-ECAL事業は、電子部品メーカー様と組込み製品メーカー様の双方にとっての「Win-Win」を目指した事業です。この事業は、OSS-ECALサイトを通じて、電子部品の紹介およびサンプルプログラム(OSS-ECAL)を無償で提供する電子部品の広告事業です。また、当サイトでは、世界中の組込みエンジニアの育成を目的として、組込みに関するノウハウも提供しています。
OSS-ECALとは、当社が開発した電子部品抽象化レイヤのオープンソースソフトウェア(Open-Source Software for Electronic Components Abstraction Layerの略で、イーキャルと呼びます)です。
OSS-ECALサイト
英語 https://oss-ecal.com/
日本語 https://oss-ecal.com/jp/
中国語 只今、準備中
最近、組込み製品メーカ様から電子部品のサンプルプログラム提供の要求は増えています。また、そのサンプルプログラム要求は、組込み製品のマイコンやRTOSに対応要望も増えています。電子部品メーカ様にとって、そのご要望に応えるには人材不足で難しい状況です。この課題を解決するため、弊社は電子部品に合わせた次の特徴を持ったOSS-ECALを開発しました。
- 電子部品の標準インタフェース(API)
- 各電子部品の特徴に合わせた汎用的なインタフェース(API)
- 電子部品の組み合わせに対応
- HALをラッピング
- 各MCUメーカのHALに対応
HALの対応状況は、下記の表の通りです。これだけ多くの種類のHALに対応した電子部品用サンプルプログラムを無償で提供しているのは、OSS-ECALサイトだけです。
HAL |
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Arduino 1.8.6 |
ARM Mbed 6.17.0 |
Infineon ModusToolbox HAL Cat1 2.4.3 |
NXP MCUXpresso SDK iMXRT1051B_1052B ksdk2_0 |
Renesas SSP 2.4.0 |
STM STM32Cube FW_F4 V1.27.1 |
NXP AUTOSAR 4.4 |
Debian Project (Linux) v2022.04 |
OSS-ECALのサービス詳細は、こちらをご参照ください。